不動産相続の基礎知識

空き家を相続した時の対応方法

空き家を相続した時は、次のような対応方法がおすすめです。
相続した時の空き家対策
では、空き家を今から相続する場合に、前もってどのようなことが大切なのでしょうか?そのためには、賃貸する、売却する、自分が将来生活するために管理する、というようなプランをある程度立案しておくことが必要です。売却することを考えている場合は、地元の不動産業者に一度相談してみましょう。地元の不動産業者であれば、そのまま売却できるか、リフォームしてから売却すべきか、更地にしてから売却する方がいいか、などについて相場の状況も考慮しながらアドバイスしてくれるでしょう。
なお、空き家を売却して儲けがあった場合は、2019年末までは、譲渡所得から控除が最高3,000万円までできる特例が適用になります。賃貸にする場合も、不動産業者に同じように相談してみましょう。賃貸の需要はあるか、賃貸する際は賃料がどの程度獲得できるか、リフォーム費をどの程度かけるといいか、などについて前もって掴んでおくことが必要です。いざという場合に判断をミスしたり、管理ができなくて特定空き家に指定されたりしないように、情報をまずは集めてみましょう。
使用しない実家を相続した時の対応方法
使用しない実家を相続した時は、次のような対応方法がおすすめです。

賃貸する
地方の戸建ての場合は、賃貸すると借主が案外と現れる場合があります。特に、戸建てで駐車場が付いている場合は、需要がある程度あるので、無理に売却しないで賃貸すると、空き家問題も無くなります。
売却する
使用しない実家でも、なかなか売却できないような場合もあるでしょう。しかし、空き家は、考えている以上に早く老朽化します。売却する場合は、可能な限り早く決心することが大切です。